ホッとして半泣き
前から気になっていた国立国際美術館の『絵画の庭』を、観に行ってきました。
▼国立国際美術館 『絵画の庭』
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html
4/4(日)までなので今日しかないと思い、しかも夕方の駆け込みでバタバタと。
行って、よかった。
30人ちかい画家の作品が展示されていて、正直、「ぜんぜん、好きじゃないなぁ」と思えるものもあったのですが。
それでも、奈良美智さんのさいきんの作品を目の前でみることができて、よかった。
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今日の展示をみるまでは、ほんとうのところ、奈良美智さんの作品はニガテでした。
展示のポスターの絵も、含めて。
ニガテというより、暗い背景で睨みつけるように描かれている子供(とそれを書いた奈良美智さん)に勝手に感情移入しすぎて、とてもみてられない気持ちになる気がしてただけなのかも。
今回の展示作品は、ポスターの絵以外は2006年以降のものでした。
よく目にしていた暗い印象の絵じゃなくて、全体にオレンジが多く使われた、やわらかい表情をしたやさしいタッチの絵。
みてるとなんだかすごくホッとして、思わず泣きそうになってしまいました。
それにしても、奈良美智さんの描く絵は、どんな表情の作品にしても、「目」にクギ付けになってしまいます。
で、いつもは買わないのですが、急にポストカードがほしくなり、ショップへ。
結局、ほしかった絵のポストカードはなかったので、かわりに日記集&ドローイングの本と、インスタレーションを追ったドキュメント写真集を購入。
- 作者: 奈良美智
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 単行本
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This is a time of... S.M.L. yoshitomo nara + “graf ”
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今回の展示作品自体、好きだなぁと思ったのですが、
それ以上に、
◎どんな人なんだろう?
◎なんで、作風が変わったんだろう?
っていう、奈良美智さんの内面のほうがとっても気になったので。
で、パラパラッとみて、またホッ。
とっても、真剣ななかにもやわらかい表情の、目がやさしい感じの人だったので。
あー、もっと、さいきんの作品見てみたいなぁ。と思い、ネットで探してたら、こんなの▼も、やってたんですね。
行きたかった!ザンネン。
http://www.1101.com/AtoZ/index.html
5月に京都で展覧会もあるみたい▼なので、こっちもぜひ、のぞいてみたいなぁ。