作業着がほしい理由とKY
さいきんどうも、「作業着萌え」とか「作業着フェチ」とかやたら言われるんですが、それがなにか?
制服とかスーツをビシッと着こなしてるんも、もちろんワルイ訳じゃないんやけど、「格好気にせず仕事に没頭」「私がワケ分からない領域の専門性もってる」ことの象徴、とでもいうんでしょうか?
そういう意味では、別に作業着じゃなくてももちろんいいわけで。
(ただ、格好ばっかり気にしてる人ってのはちょっと…。って思うのです。これって、歳かなぁ〜?)
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でも、「作業着がほしい!」というのは、また別の話。
5/29(土)30(日)に名古屋で開催された「ファシリテーションフォーラム2010」での、古川電工の人事:関さんの話がとても心に残ったので。
▼ファシリテーションフォーラム2010 5/30(日)セッション
実践者 2人と考える「プロジェクトファシリテーション」の極意
〜古河電工で実際にあったものがたりをベースに〜
https://www.faj.or.jp/modules/contents/index.php?content_id=1261#30_10C06
フォーラムの参加、私にとっての個人的な目玉は、このセッションでした。
有名な方の話を聞いたり、ワークショップに参加したり、全国から集まってくる方と話をすることももちろんとても刺激的だったのですが、それよりなにより、「自分のいる組織をどう変えていくか」という事例を、当事者の方に直接聞く機会があるということ。
はりきって事前に本も、購入。
(でも結局、フォーラムが終わって3週間たった今、やっと読み終わったのですが…。)
- 作者: 白川克,関尚弘
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/08/20
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Q:まわりをどう巻き込んだ?
A:会って話す。
・誰に対しても。
・すぐに新幹線に飛び乗る。
・工場の作業着(数枚持ってる←スーツは×)着て、ゴミ箱に座って。
・なにをやりたいかを話す。全体最適を、お願いベースで。
あー、この人には、とうていかなわないなぁ。新卒から15年、現場経験した人には。
だって、私が作業着着て行ったら、ウソっぽい。
表面(作業着)だけ取り繕うんじゃなくて、本気だからこそ、の行動。
私やったら、どうする??
いま目の前にある課題意識、「キャリア入社者を含む、若手の活性化」。
◎過去→現在の、自分自身の経験や考えをあからさまに話す。
・転職経験者としての目線。
・人材業界でいろんな人・会社を見てきた目線。
・10年以上、社会人経験(挫折も含む)してきた目線。
・現場(営業他)経験者としての目線。
・人事のキャリア採用担当としての目線。
「作業着」に代わる「寄り添った目線」と、「客観的な目線」。
それと、本で白川さんが言っていたこだわり、「常に異物であれ」。
これは、人事内での、私の存在価値かも知れないなぁ。
白川さんが「KY(空気を読まない)型コンサルタント」を目指すんなら、私は「KY(空気を読まない)型人事」を目指そう。どうせなら。
「うちの会社は特殊だから…」
これも、本に書いてあった言葉。
これって、実はどこの会社でもよく聞く言葉かも。
そういえば、今年の入社式で会長が「空気をよむな」という言葉を新入社員に送っていたような…。
「現場に寄り添った目線のKY人事」
ちょうど、6/末で、転職して丸2年。
よし!次の1年は、これでいってみよう。