バトンタッチゾーン

APO研の1月勉強会に参加してきました。

前回の続きで、テーマは

会社に「イキイキ」はありますか?

3分の1くらいが初参加の方でしたが、さすがは皆さま年齢層高い(経験豊富な)方たちだけあって、話が壮大な方向へ拡がる拡がる!
(私はここでは、ほんとにまだまだ若造です。)

約2時間、ネタ提供した2社の話からあとはフリートーク
全員参加(発言)で、あっという間の2時間でした。

◎創業社長と組織の話 (カリスマオーナー企業に、組織は必要か…)
◎組織の年齢バランスからくるひずみの話 (30代半ば入社組は、難関くぐって入社したのに…)
◎仕事の役割分担と評価の話 (スキマ仕事は、手をつけた者が…)
◎日本メーカーのグローバル戦略の話 (日本発グローバルスタンダードの仕組み作りを…)
◎企業合併の話 (組織風土の違う企業合併の、進むべき道は…)

などなど。

ぶっちゃけの事例とご意見がもりだくさんで、抽象的な評論中心の本を読むよりよっぽど、勉強になりました。

考えさせられたのは、会社のトップ、人事制度をつくる人、人事評価者、現場の一人ひとりが、それぞれどこを向いているかということ。

会社の歴史や風土にもよるんでしょうが、仕組みだけつくってもダメで、

ステマティックにすればするほど、
 ↓
膨大な隙間の仕事ができて、
 ↓
手を挙げたもの(ひらったもの)負けになってしまう。
(評価される仕組みになってない。)

一緒に参加した部長が、北京五輪400mリレー銅メダルの「バトンタッチゾーン」を例に出していたことが、印象に残りました。つなぎのチームワークの話。

現場の一人ひとりが、お互いに手を差し伸べあえるには、どうしたらいいんやろう…。

周りを見渡せる気持ちの余裕と、周りへの関心。

チームワークをうまくまわすためのインセンティブの仕組みをつくることも必要なのかもしれないけど、自然に一人ひとりの内側からそういう感情がでてくるといいなぁと、期待まじりのことをぐるぐると思いめぐらせてました。
それが、イキイキした会社のポイントな気がする…。

そうはいっても、現実はキビシイご時世なのですが。


☆とりあえずは、私自身が日々の仕事で「バトンタッチゾーン」を意識してみよう。

☆どうしてもインプット中心の参加スタイルになってしまってるので、次回からは、経験浅いなりに、素朴な疑問質問をぶつけてみようっと。