プロジェクト=冒険☆
コレ↓ね、オモシロかった☆
- 作者: 米光一成
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2007/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちなみに、わたしゲームしないんやけど。
正確にいうと、ファミコンの時代から、乗りおくれてしまったままの人。
ゲーセンとか、ゴチャゴチャがやがやしてて、ニガテやったし。
RPGとか、楽しむとこまで、いけませんから。
あ、そんな話じゃなくて。
米光さん、まえに日経ビジネスオンラインかなんかで連載を読んでて、アタマやわらかい人やなーって、思ってました。
でもゲームは遠い世界やし、とか思いつつ、この本も、Amazonで流れ流れてたどりついて(たぶん)、ポチッと押したことすら、忘れてた本。(失礼な話やん…。)
でもねー。
何回もいうけどね、オモシロかった☆
なにがって、ワクワクするとこ。
「仕事を楽しもう!」って、掛け声はステキやねんけど、じっさいホンマにできてる人って、どんだけいるんかしら?
書いてある内容は、チームビルディングやプロジェクトマネジメントのことで、べつに真新しさがあるわけじゃないんやけど。
でも、『ぷよぷよ』をつくった人が、コレを書いてることに、意味があるんやと思う。
プロジェクトを成功させるための肝は、人をうまくコントロールする術でもなく、話術でもなく、管理能力でもない。
肝心なのは、「プロジェクトに参加しているみんなが楽しく作業できる場をいかに作りだすか」である。(p.3-4)
そうそう!そうよねー。
プロジェクト=冒険
あなた=勇者
プロジェクトマップ=冒険の地図
うえのひと=王様
かいしゃ=王国
メンバー=仲間
これだけで、テンションあがるし☆
へーって思ったのは、ミーティングのあり方とか、メンバー個人個人との接し方とかまで、書いてあったこと。
「対立」とか「対話」とかって、キーワードも出てきたり。
全員がそれぞれの意思で目標に向かって進んでいる。そして、それぞれの意思のベクトルの総和が冒険を押し進めていく力になっている。
そのような冒険者たちが集まるように冒険をデザインする。(p.123)
これって、まさに「自律分散型組織」のコトね。
最後のひとこと、
あなたはあなたのスタイルで冒険すべきだ。(p.125)
うん、ありがとー。そうするー。