入社日につたえること

上半期にキャリア入社したみなさまとの懇親会、無事(?)おわりました。

過去2回やってるワールド・カフェと同じく、こちらもインフォーマルな開催。

今回は休みのはざ間の11/22(月)ということもあってか、いい夫婦の日だからなのか(?)、参加者は少なめでしたが、逆にゆっくりお話できたように思います。(といっても、ついつい課長と私がしゃべりすぎ…。)

それにしても、幹事のクセに、
◎開始ギリギリの時間に会場に到着するわ、
◎そもそも課長がスペイン料理希望っていうのをどこでどうまちがえたかイタリアンのお店予約するわ、
◎料理の注文は参加者のみなさまに丸投げやわ、
◎いちばん奥の席にすわってお会計も課長と参加者まかせやわ、
もうホントに、なってないですねー。

でも、お礼メールいただいたり、今週末(11/26)の第三回ワールド・カフェに追加参加の連絡いただいたりなんかすると、やっぱりやってよかったのかしらと、ちょっとだけホッとしてみたりして…。

今回キャリア入社のみなさまと話をしていて、印象にのこったコトバ。

「転職してよかったのかどうか、まだわからない。」

きっと、みんな遅かれ早かれ、そういうことを一度は考えるんやと思います。入社まえに想像してたのとは、だれでもギャップがあってあたりまえやし。
とくに入社してから数ヶ月は、環境や業務に慣れるのに手一杯な人もいるやろうし。(わたしはちなみに、入社して2年たってはじめて、ちょっと立ち止まって振り返ってみた気がする。これはきっと、遅いほうね。)

でも、こういうことを率直に口にだして言ってもらえることが、うれしかったりもする。

転職はとても大きな決断だし、本人にとっても家族にとっても、すごく大きな転機なので。(とくに、環境変化とかでやむなく転職した方にとっては、とても勇気のいる決断やとおもうし。)
前向きにがんばろうって思ってるからこそ、いろいろ悩んだり不安に思うこともあると思うので。

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少し前に、他社の人事の方がおっしゃってたこと。

◎毎月の入社式でつたえること

・「即戦力としての自負」よりも、「新入社員としての目線」を忘れずに。
・つらいことはあって当たり前。
 なんでこの会社に入社したのか、この会社での将来の夢はなにか。
 つらいときこそ、初心に立ち戻ってみよう。

これは、上の立場や年齢の方であっても(だからこそなおさら)、かならずお伝えしてるとのこと。

受け入れ側は、どうしても無意識に「即戦力として期待」しているというメッセージばかり送ってしまう。でも、「期待」に応えようとすればするほど、気持ちだけが先走ってしまって、焦りにつながることもある。

とくに、よくもわるくも「人と人のつながり」で仕事をしている風土の会社だと、どうしても社内の人脈がないことが大きなネックになってしまう。

そう。
だからこそ、いくら経験や知識が豊富でも、「新入社員としての目線」をつねに意識する必要があるんだと伝えるのも、私たちの仕事なんやなぁと、今回の「ひとこと」であらためて気づかされました。

それと、仕事で直接かかわりのない社内ネットワークをつくる必要性も。

落ち込んだりグチのひとつもいいたくなったときに、直接利害関係のない相談相手がいることは、とても大きなはげみになる。今回の懇親会が、そのきっかけづくりになってくれると、うれしいんやけど…。

とりあえずは、毎月の入社受け入れ時に、入社後フォロー担当としてのメッセージをきちんと伝えよう。
やっぱり、きもちよくスタートダッシュしてもらいたいし。「この会社に入社してほんとうによかった!」って、思ってもらいたいし。ねー。