おめでとうのキモチと4/1

昨日はちょっとだけ、うれしいキブンでした。
なんか、ずいぶんとひさしぶりな気がする。こういうの。

理由は、4/1だから。

3/11の地震以降、どうしても気分が沈んだり、職場やまわりがバタバタそわそわしてしまうなかで。あたらしいスタートを切る話をきくと、やっぱりこっちまで元気になるっていうか。


4/1は、入社式のスタッフをしてました。

去年は事務所で留守番だったのでうれしいなーと思ってたら、役員向けエレベーターガール(じゃなくてエレベーター女史?)を終日。
けっきょく、フレッシャーズにはお目にかかれず。あー、なんてザンネン…。

定期採用で入社した人だけじゃなく、この1年でキャリア入社した人たちも出席する式典なので、ひさしぶりに顔がみれると思って楽しみにしてたんですが。まー、しょうがないね。

でもやっぱり、入社式や入社者懇親会のあとのスタッフや役員さんの顔をみてるだけでも、やっぱりいい空気をたくさんもらったんだなと感じることができる。


ほかにも、チビッコの入園、子どもの大学進学、結婚記念日、転職後の初出社、職場の異動…。いろんなスタート(再スタートも)の話が舞いこんでくる。
そう考えると、4/1って、1年でいちばん、いろんな「おめでとう」がある日なのかも。

で、「おめでとう」っていうたびに、こっちまでおもわず背筋がのびる。笑顔になる。
わたし自身はかわらなくても、ちょっとだけ、フレッシュな気持ちのおすそ分け。


会社帰りに、式典会場のお花をひとつ、いただいてかえりました。

うん、やっぱり!
お祝い×春といえば、ピンクよね〜♪

あらためてみなさま、「おめでとうございます!」


4/1で思い出したことを、もうひとつ。

16年前の震災(1/17)後、当時通っていた大学の最寄り駅ふくめたJR全線が復旧したのが4/1なんですね。
でも、講義が始まってからも、グラウンドにはまだ避難所のテントが残ってました。

仮設住宅があちこちにできても、住みなれた土地や親しい人と離れたくない人は多い。仮設住宅での独居老人の孤独死が問題になってたのも、事実だし。

だから、町ごと受け入れの動きがあちこちの自治体ででてきてるのは、ちょっとうれしい。それがかなわない場合でも、あたらしいコミュニティで被災者ひとりひとりの気持ちや生活を(押しつけじゃなく)サポートできる仕組みができるといいなって思う。

はやく、東北のまちにも春がやってきますように。