ストレッチする

外資系の会社に転職するっていうと、みんなアレコレ心配してくれるのがオモシロい。
「休む暇もない激務なのよねー?」
「結果が出せなかったらクビ?」
「フルコミッション?」
とか。

コレって、そういえば、前々職に入社するときにも言われた。
「R社って、ハードワークよねー。」
「デキル人ばっかりのイメージ。」
「ついていけるん?」
とか。

あ、新卒のときに営業職で内定って言ったときも、たいていの反応が、
「ダイジョウブ?」
「できるの?」
「カワイソウ〜。」
だった気が。
(まぁたしかに、わたしの学生時代を知ってる人からすると、もっともすぎる反応なんやけど。)


でも、今回の転職、最初から外資とかコンサルとか考えてたワケじゃなく、私自身もこの年令で未経験で通用するハズもないって思ってたワケで。今回転職活動を始めて試行錯誤をしてみるまでは、いままで一度も考えたことがない分野なワケで。
(事実、こっそりコンサル業界専門の会社に何社か問い合わせたら、登録すらキョヒされたしね。「紹介する会社なんて、1つもねーよ!」のいきおいで。あ、いや、表現は丁重にお断りモードやけど。モチロン。)

でも、結果的に、業界や立ち位置や専門性ややりたいことを考えながら面接受けてるうちに、いちばん自分のなかでしっくりきたとこ、面接が楽しかったとこに落ち着いただけで。


にしても、やっぱりコンサル会社(やコンサル出身の面接官)の面接をいくつか受けてみての感想は、「あー、わたしの前職でのキャリア採用担当面接官としての質問は、まだまだそーーとーー、アマかったなぁ〜〜。」ってことでした。(こんなんいうと、あちこちからだいぶブーイングを受けそうですが。)
それくらい、経験や考え方を丸ハダカにされるくらい質問攻めだったのは事実だし、答のない課題をだされてのプレゼンとかボードをつかってのディスカッションがあったのは事実だし。
最終面接の直前に付け焼刃で本を数冊読んで最低限の知識を吸収したり、前日にセルフ・モチベート目的にFacebookで「明日ガンバロー」って書いてみたり、ポジティブなエネルギーをもらえる人と連絡とったり。それくらい自分を持ちあげないと、ムリだなーと思ってたので。


で、本を読めば読むほど、話をすればするほど、自分の知らない世界があまりにも大きく拡がってることをますますつきつけられるワケで。
でも、それが、ミョーにうれしかったりもするんよね。


最終面接のさいごに、面接官(入社後の上司)に「4回の面接で会った面接官の印象はどうですか?」といわれたときに、「うかうかしてられない」「いいプレッシャーを受けそう」と答えたのは、まさにそう。
そう思える人に囲まれて仕事ができるってコト自体が、ワクワクする。いまは。

自分を、ストレッチする。


今回の転職先選びのポイントは、コレね。

いや〜。これからまだまだ、知りたいことややりたいことは、ヤマモリでてきそうやわ〜〜。


☆前職に入社したときに、あちこちから言われたこと。「アガリやなー(いいなー。)。」
 たしかに、経営層や人事部門に営業をする側の業界からしたら、営業される側にまわることはある意味ラクなんやろうし、わたしも言われて「30代も後半になったら、そろそろペース落とすんもいいよね。」って、思ってました。さいしょは。
 でもそれって、やっぱりわたしらしくないんよね。ってコトが、退職後にじわじわとわかってきた。
 わたしらしく、ストレッチしながら、楽しんでいこう。まだまだ、世界は広いものー。


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