合意形成のハードル

FAJ関西支部イベント(12/11)がらみで、つづきの話。

AMの加藤さんワークとPMの堀さんワーク、「合意形成」をちがった角度から考えることができて、とてもオモシロい体験でした。

とくに堀さんワークは、前からやってみたかった「対立」からの合意形成。
アイディア出しとかの「企画」から合意形成するワークは、今までも参加したことあったんですが。
やっぱり日々直面することで考えると、そんなに「企画」をワイワイ考えるのんばかりでもないし。
そもそも、ワイワイな雰囲気じゃないところからの合意形成のワークをやってみたくて。


結論。
ていうか、いまのモヤモヤ。

もしかしたら、

「発散しほうだいの収束しきれないアイディア」や
「正面から対立してる意見や感情」よりも、

「意見があるのに言わない(言えない)人がいる場」や
「そもそも自分なりの意見をもたずに参加する人がいる場」の

合意形成のほうが、ハードル高いんじゃないかしら…。


ていうこと。
で、そういう場のほうが、じっさいのビジネスの場では多い気がする。

◎前提を確認する
◎目的をすり合わせる
◎具体的目標・判断基準を設定する

という合意形成のプロセスは同じでも、立場や主張をハッキリ打ち出す「対立」のカタチよりも、そうじゃない「無反応」のほうが、一方通行な分、ちがった意味での消耗戦になる気がするのは、わたしだけ??

「対立」は、いま、その場で、なにが起こっているかが分かっていれば、対処する方法はある。
「無反応」は、まず反応を引き出すところから、パワーがいるっていうか。(そもそも、引き出すものさえ、ないときもあるような。それをムシして進めるんは、簡単なんやろけど。)


うーん…。
さいきんのわたしのモヤモヤは、ここにあるのかも。
こまった。

とりあえず、次は「無反応」からの合意形成ワーク、参加希望ってことで。
あ、もちろん、2月のFAJ定例会の「U理論」も、いまからワクワク♪


☆堀さんワークでも紹介されてた本2冊、翌日すぐに、Amazonでポチっといきました(ウィッシュリストにはいれてたんやけど、ぶあついし…。)。
 年末年始に、読みきれるんやろか…(他にも正月本、山積みやし…。)。
 でもこういう、哲学的な話って、キライじゃないのよね。ていうか、はなれられないから結局もどってくるっていうか。
 

U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

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これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

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